本節では、GlassFishの基本的な使い方を示す。
具体的には、以下の手順について説明する。
公式サイトからオープンソース版をダウンロード可能
Web Profile 版とFull Platform 版があるが、
基本的には Full Platform 版を使うこと。
アーカイブを展開するだけで基本的には利用可能。
ダウンロードページにサーバ起動手順がガイドされているため、
それにしたがって操作する。
Windowsの場合
$ glassfish4/bin/asadmin start-domain
*nix
> glassfish4\bin\asadmin.bat start-domain
サーバ起動後に http://localhost:4848 にアクセスすると、
Web管理コンソールにアクセスできる
GlassFishにおけるアプリのデプロイは、以下の通り複数存在する。
(公式ドキュメント(PDF)より)
いずれの方法でも、GlassFishサーバを停止せずにホットデプロイできる。
管理コマンドを操作できる状況なら、
コマンドライン経由でアプリのホットデプロイが可能。
$ asadmin deploy sample.war
自動的にコンテキストルート(例:http://localhost:8080/sample )などが設定され、
アクセス可能になる。
上記手順で GlassFish をインストールすると、
Web管理コンソールがデフォルトで有効化される。
管理コンソール上で以下の手順を踏むことで、
アプリのホットデプロイが可能。
Applications
のタスクを選択。Deploy...
ボタンをクリックLocation
のフォームから WARファイルなどをアップロードOK
ボタンをクリック上記手順で GlassFishをインストールすると、
デフォルトのドメインとしてdomain1
が有効化される。
このドメインのディレクトリ glassfish/domains/domain1
以下に、autodeploy
ディレクトリが存在する。
このディレクトリにWARファイルを格納すると、
任意のタイミングでアプリケーションがデプロイされ、自動的に有効化される。